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ナイルワークスに一目惚れ

  • ドローン
  • NileBank

農事組合法人ファーム小栗山代表理事 : 三沢 孝喜 様

地域
新潟県見附市
作物
水稲
作業
防除・センシング

掲載年:2022年

ナイルワークスの想いに共感し、一目惚れ

初めてナイルワークスに出会ったのは、2016年の展示会です。ナイルワークスは、創業間もなく研究開発の段階でしたが、コンセプトに共感しました。ドローンによる薬剤散布やセンシングの可能性を感じ、「空からの精密農業」が実現する予感に興奮しました。事故を最小限に抑えられるプロペラガードが装着されているということにも、安心感を持ちました。本気で農業のことを考え、丁寧に研究開発に取り組んでいる姿勢に、「これだ!これしかない!」と一目惚れしました。翌年の展示会でもナイルワークスのブースに立ち寄ったのですが、まだ完成していなくて、「いつできるの?早く作ってほしい!」とラブコールを送り続けました。

水稲8品種の適期防除のため、農業用ドローンを活用

ナイルワークスの農業用ドローンが、試験販売を迎えた2018年。遂に、初めてドローンが飛ぶ姿を見ました。当時の率直な感想は、「不具合もあり、操作性・耐久性を考えると、農業現場では、まだまだ使えないな・・・」でした。翌年2019年に1機導入し、「つきあかり」の防除を行ったところ、ドローンは改善され、自分を含めた従業員の誰もが飛ばすことができました。ファーム小栗山では、水稲の品種が8品種と多く、出穂期が異なるので、自前でフレキシブルに活用できるドローンは魅力的です。防除したい時に、いつでも飛ばすことができるので、嬉しいです。

食味にこだわりぬいて、「まずはやってみる!」

ファーム小栗山は、長年にわたり地元で農業を営んできた25人の農家が集まり、2007年に誕生しました。代表に就任した時は、45歳。宝飾関係に従事していたので、農業の経験は全くありませんでした。集落営農だからこその土地に適した技術を受け継ぎながら、自身の異業界での経験を融合させ、小栗山の農業に貢献したいと考えています。美味しくないものは作りたくありませんし、お客様にも喜んで頂けません。大切にしていることは、食味です。そのために、新しい方法があれば、誰よりも早く、積極的に挑戦していきたいと思っています。うまくいくことばかりではありませんが、挑戦しない理由を探すよりも、「まずはやってみる!」という姿勢を大切にしています。

データを駆使して、新たな領域へ挑戦

2021年になると、ナイルワークスのスタッフが水田センサーを担いでやって来ました。「まずはやってみる!」精神で、データ利活用の実証実験に挑戦することにしました。水田センサーから得られる水位・水温データを栽培計画に役立てることや、水管理の効率化を検証しています。また、ドローンに搭載されたカメラで取得した画像の解析結果から、作物の収量予測や、土地の凹凸を把握し均平化に活用できないかと模索しています。多角的な実証実験が目の前で進み、未来が楽しみになってきました。データを駆使して、栽培計画や作業管理を強化していくことができれば、ファーム小栗山が組織として成長し、地域にも貢献できると考えています。

農事組合法人 ファーム小栗山 様

新潟県の真ん中である見附市小栗山で、お米・豆・アスパラガスを生産しています。信濃川水系の刈谷田川、山からは豊かな湧き水が流れ、夏には源氏ホタルが舞う地です。豊かな自然・良質な水・人の力を合わせ、未来に向けて、明るく楽しい農業に挑戦しています。地域住民、お客様が幸せになれる「美味しく、安全で安心な農作物」づくりを目指しています。

https://farmkoguriyama.com

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